講師も大変です


明後日の29日(日)から総合資格学院の製図の講義が始まります。

毎回のことですが、製図の課題発表から、講座開始まで10日程度しか時間がないので、

初回の授業の時には、一般的な内容を行います。

今年の課題は「地方図書館」。

そこに、段床式の小ホール付とのこと。

平成21年度の新試験体制になる以前だったら、用途的に難しいことはない、

どちらかというと、書き込み重視になりそうな内容なんですが、

今の新試験体制になってからは、

これでも大変なんです。

  平成20年度以前

      試験時間 : 5時間半

      解答用紙 : A2用紙1枚

      解答内容 : 平面図、断面図、面積表と

               年度によって、梁伏図や矩計図、立面図、設計趣旨のなかから何か

  平成21年度以降

      試験時間 : 6時間半

      解答用紙 : A2用紙1枚 + A3用紙1枚

      解答内容 : 平面図、立面図、面積表、設計趣旨10問 と

               年度によって、梁伏図や矩計図、立面図のなかから何か

と、内容が変わりました。

この体制で、一番問題になるのが、設計趣旨10問。

以前の設計趣旨は、動線計画で配慮したこと、構造計画で配慮したこと、

設備計画で配慮したこと、程度の単純なものでした。

今は、どの構造にしたのか?

なぜその構造にしたのか?

空調設備は何にしたのか?

なぜその空調設備にしたのか?

省エネに対して配慮したことはなにか?

地震時にライフラインがストップした際にどのように対応できるように考えたか?

など、様々な内容が問われるようになりました。

もともと、製図の授業では、国語力が大事であることを説明していたのですが、

それは、課題文の要望をいかに読み取ることが出来るか?

という話だけでした。

しかし、今は、説明文を求められるようになったので、

さらに、国語力というか、文章能力が求められるようになりました。

そんななか、製図の試験の図面は手書きで行われます。

今の時代、学生時代から、CADに親しんでいて、

手書きを経験していない人が多くなったため、作図を教えることも大変になってきました。

そのせいか、近年では、製図講師に作図を書かせて、

生徒にそれを見せるということが行われるようになりました。

3年ぶりに講師に復活したので、

その間そのようなことが行われていることも知らず、

製図版は人に貸している状況でした。

貸していた製図版を一旦返却してもらい、

今日、やっと、作図を行いました。

以前講師の仕事をしていたときは、作図までは求められていなかったので、

エスキスのみしていました。

なので、一級建築士に合格したのが10年以上前なので、

それくらいぶりに、作図を行いました。

現役時代なら、2時間もあればここまでこれるはずなのに、

今回は3時間ほどかかってしまいました。

文字を記入して、これで、フィニッシュ!

以前は、作図に自信を持っていたのですが、

今回描いてみて、愕然としました(*ノ_<*)

完全に、腕が落ちてる。。。

図面が汚い。。。

これを、生徒に見せるって?

生徒も失望するよねぇ。。。

頑張ったんですけどねぇ。。。

今年、本当に私やっていけるのかしら?

ほんと、講師も大変です(-_-)ゞ゛