昨日は、奈良県建築士会の『住まいまちづくり委員会 住環境福祉部会』主催の
スケッチアップ講習会に参加してきました。
スケッチアップというのは、Googleが作っている3D用ソフトのことで、
無料版と、有料版があります。
無料版でも、かなり機能が充実しているんだそう。
以前に、独学で使えるようになろうと、本を購入し、やり始めたのですが、
なかなかうまくいかず、ほかの仕事の忙しさに、
とうとう、チャレンジする機会も作らず。。。(;^ω^)
という状況になってしまっていたのですが、
やっぱり、使えるようになって、わかりやすい提案をしたい!
との思いから、参加してきました。
結論!
参加してきてよかった(*≧∀≦)
本とは、まったく異なるアプローチでのパース作成。
慣れは必要になってきますが、慣れれば、強い武器になりますね!
ただ、googleが作っているソフトなので、
既存で入っているパーツなんかは、洋風(;^ω^)
日本のメーカーさんがパーツのデータを頑張ってくれると、
さらに、いい提案ができることでしょう!
さらに、最後に仕上げで、スケッチ風にしたり、
マーメイド紙に描いたかのようなタッチになったり♪
さらに、さらに、最も素晴らしいのは、影の機能!
イルマタルは、JW-CADというCADソフト(2.5D)を使っているので、
このCADでパースを書くときは、自分で線を引いて、影の位置を見つけなければならず、
方位も関係なく、なんとなく、立体的に見える!
という感じでのパースになっていました。
しかし、このスケッチアップでは、
日本の方位、太陽の高さから計算された影が付くので、
隣地に建物があった場合の計画地の影の落ち方など、
どの時間でも描くことができるんです。
1階にリビング・ダイニングを持ってこようかと思っていたけれど、
隣の建物の影が、日中の何時から何時まで、入ってしまう。
でも、この位置なら大丈夫!というのも検討することが出来たり、
計画建物が隣地の建物に与える影の影響を検討することもでき、
隣地への影響を考慮しながら、入居後、問題にならないよう配慮することができます。
また、太陽光を有効利用した計画も可能となってきます。
これだけ出来て、しかも無料でも使えるなんて、なんて素晴らしいソフトなんでしょう♪
昨日の講習会に参加するまでは、ただ、パースを3Dで書けるようになりたい!との
思いだけだったんですけど、
参加したことによって、計画にプラスになるということを知り、
逃さず、参加できて、本当に良かったと感じました。
建築の部分だけでなく、収納のご提案をするときも、
3Dを使うことで、より、お客様に伝わりやすくご提案できるのではないかと(o-∀-o)
みなさま、乞うご期待(*≧∀≦)
ただ、復習して、ちゃんと使いこなせるようになることが前提なんですけどね(*-∀-)ゞ
最後になっちゃいましたけど、講習会を開催していただいた、住まいまちづくり委員会の皆様、
講師をしてくださった、FRONT DESIGN の岩城さん、本当にありがとうございました。