「これだけは知っておきたい 木構造のポイント」
という新建築家技術者集団主宰の講演会に行ってきました。
奈良県婦人会館での開催でした。
ここは、以前ピアノの発表会でよく利用していたところだったので、
とても懐かしい気分で始まるのを待っていました。
講師は山辺豊彦さんでした。
この方は、構造、特に木構造のスペシャリストで、
著書に
○絵解き住まいを守る耐震性入門
○世界で一番やさしい木構造
○渡り腮構造の住宅のつくり方
○ヤマベの木構造 他
があります。
また、「大工塾」などの講座も数多く開催されています。
今回は、「ヤマベの木構造」の内容をメインにお話をされました。
軸組み、垂直構面、水平構面+地盤・基礎 のお話をベースに、
建築基準法での内容がどのように決まってきたのかなどの、
歴史的な経緯を交えて、どう考えなければならないのかを
とてもわかりやすく説明されていました。
昔ながらの仕口による結合と、最近の金物を使用した結合における有効性を
実験用に建物を建てて、地震と同じような揺れで衝撃を与える実験をされ、
確認をされた結果なども聞くことができ、
何が有効で、何が有効でないのかなどを知ることができました。
この講演会、14:00~16:00の予定だったのですが、
山辺先生の伝えたいことが多かったようで、
16:00を過ぎても、どんどん進み、
16:30頃、
山辺先生「今日は、何時まででしたっけ?」
事務局 「あ、もう過ぎてるんですが。。。」
山辺先生「会場の借りてる時間過ぎてる?」
事務局 「いえ、会場は大丈夫なんですが、先生の電車の時間が。。。」
山辺先生「そうか。。。じゃぁ、あと少しだけ。」
と講座の内容に戻ったのですが、
山辺先生「私の電車のことだけやったら、どうにかなるでしょう!」
と講座再開。
17:00頃終了。
3時間ほどの講座を休憩なしに話されたのですが、
実は、ものすごく端折って端折ってで、この時間。
でも、全然いやではなく、もっと聞いていたいくらいでした。
講座が終了して、アンケートを書き終わり、顔を上げると、
総合資格の元教え子が目の前に!
久々の再開でいろいろと話したかったのですが、
お互い時間がなく、あいさつ程度で終了。
書籍の販売もしていたので、
「ヤマベの木構造」を買って帰ろうかと思っていたのですが、
混雑していて、時間がなかったので、断念。。。
amazonで買いますかね。
とても有意義な講座でした。
講座の案内をしてくださった、新建築家技術者集団のみなさん、ありがとうございました。
参加できて、よかったです♪