『捨てなさい!』とはいいません。

昨日は、住空間収納プランナー ベーシック養成講座の3回目。

今回は、『整理収納の進め方』と『収納プランニング』という内容での講座。

 

まず、『整理』と『収納』の意味を知り、

『お片付け』がどういう行為を示すのかを学びます。

この時点で、ほとんどの方が考え違いをされてるので、片付かないんですね。

よく聞く『もったいない』という言葉の意味も、理解してもらいます。

この言葉の意味も、考え違いされてる方が多いです。

 

そして、次に『COPEの原則』という、

住空間収納プランナー独自の手順を学びます。

ここで、受講生にお伝えするのは、

『捨てなさい!』とはいいません!

ということなんです。

 

もちろん、物の見直しはしなければいけないのですが、

人それぞれ大切なものは異なるんです。

私たち、住空間収納プランナーには、独自の『収納セラピー』というものがあり、

そこで、お客様のストレスを取り除いて差し上げる、ということをします。

お客様に寄り添うんですね。

 

そして、お客様に、すべて判断をしていただきます。

その際に、『1年以上使っていないんだから、いらないですよね!』とは

言いません。

判断の基準にできる内容のお話はさせていただきますが、

判断はお客様なんです。

 

これを行うことで、リバウンドしないお片付けができるようになるんですね。

 

お電話いただいて、最初に

『私、物が捨てられないんです!だから片付けられないんです。

でも、捨てられないんです!』

と、捨てられないことを連呼し、防衛線を張られる方が非常に多いです(笑)

きっと、テレビや雑誌の影響が大きいんでしょうね。

 

片付いていない家にお住いの方は、

実は、非常にストレスを抱えていらっしゃいます。

住空間収納プランナーは、お片付けを通して、

お客様のストレスを取り除くことをお仕事としています。

 

ですから、物を捨てることがお客様のストレスになってしまうのでは、

意味がないんです。

これを受講生に理解してもらうために、いろいろな事例を挙げてお話します。

 

今回の受講生さん達も、たくさん質問をされて、自分の中に落とし込みができてきているので、

いいプランナーになってくれることだと思います。

 

来週は、ベーシックの認定試験です。

二人とも無事合格できることを祈ってます。

がんばってね♪

 

住空間収納プランナーベーシック養成講座の詳細はこちら

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