枚方家具団地にあるシャルドネさん。
シャルドネさんは無垢材を使った家具の専門店。
素材の質感が素敵で、ナチュラル感がカフェっぽくて、とてもいい感じです。
オーダーも出来るので、あなたにあった家具が作れちゃいます!
実は、シャルドネさんは、新築住宅やリフォームもされているんです。
だから、お店の中はモデルルーム仕様の部分もあったり。
実は、このモデルルームをもっと活用できないかと、なにわ収納倶楽部.comにご相談がありました。
ということで、昨日、なにわ収納倶楽部.comのメンバーと打合せに行ってきました。
おしゃれだけど、実際の生活がわからない。。。
今まで、モデルルームやショールームというのは、イメージ販売をしてきました。
だから、実際の家では置かないよね!という銀の燭台が置かれていたり、ホテルのようなテーブルセッティングが行われていたり、それはそれは、素敵な空間が演出されています。
お客様は、その素敵なイメージで、ご自身の家もそうなるとイメージし家を購入したり、家具を購入したり。
と・こ・ろ・が・!
実際に家を購入してみると、家具を購入してみると、イメージしていたものと違う。。。という現実が待っています。
それは、ご自身の今まで持っている荷物がそこに入るから。
まずは、モノが入りきらない。
さらには、扉の中の使い方がわからない。
引き出しの活用の仕方がわからない。
てなことになっているのです。
なんて、残念なんでしょう!
アイテムが一番多くて、使い勝手を考えたいのがキッチン!
写真を見ていただくと、おしゃれで素敵なダイニングキッチン。(ダイニングテーブルの上は打合せの資料がたくさん載ってますが^^;)
さぁ、あなたはこれを見てどう感じますか?
- こんなおしゃれなキッチンなら、私も料理が楽しくなりそう!
- 家族での食事が楽しくできそう!
- お客様を呼んでホームパーティがしたいわぁ!
などなど、イメージが膨らまれた方も多いのでは?
実はこのダイニングキッチン、綺麗に生活するには、とても努力が必要なんです。
なぜ努力が必要かというと、生活動線が悪いんです。
キッチンゾーンとダイニングゾーンでは、行動が違います。
キッチンでは料理をし、ダイニングでは食事をする。
いいですか。
ここが大事なんですよ。
『キッチンでは料理をし、ダイニングでは食事をする。』
これを意識して、写真を見てください。
キッチンカウンターと背面の家電食器棚の位置。
特に、家電を収納できる背の高い棚。
キッチンゾーンではなく、ダイニングゾーンにあるんですね。
食器棚の横にある空間は、冷蔵庫をおくスペースです。
効率の良いキッチンというのは、
『シンク、コンロ、家電食器棚、冷蔵庫を3歩で動ける』
状態になっていることを言います。
さぁ、この写真ではどうでしょう。
3歩は超えてしまいますね。
そして、もう1つ意識したほうがいいのが冷蔵庫。
冷蔵庫って、料理をしてるときも、していないときも、家族が飲み物を出したりしますよね。
特に料理をしているときに、後ろをうろちょろされると、邪魔になることってありませんか?
効率を考えると、冷蔵庫はダイニングから近いキッチンにあると、家族がぶつかることが少なくなるんです。
ついでに、その隣に、コップやグラスが収納されてると、そこだけで完結できますよね♪
動線を考えるというのはこういうことをいいます。
いかに使い勝手をよくするか
今回のシャルドネさんからのご相談で、このキッチンをいかに使い勝手をよくできるか、のご提案を行うことになりました。
私たちが収納コンサルティングに入らせていただくときは、家具を動かせるお客様のときは、家具を動かすのですが、動かせないお客様もいらっしゃいます。
そのときは、その中で、いかに効率よく収納プランを作るかが、腕の見せ所、となります。
さて、シャルドネさんのこのキッチン、これらのことを踏まえ、今後、共感・体験型キッチンへと変貌させることになりました。
企画・実行するのは全員女性!
これからプランを作成させていただくのですが、いいものが出来そうで、ワクワクです!
楽しみにしていてくださいね。