お片付けで困るのは、夫婦間意識の違い!

主人が捨てると怒るんです!

今日は、シャルドネ大阪枚方店さんのお客様宅へ同行。
実は今、シャルドネ大阪枚方店にてキッチンを購入されたお客様に対して、
キッチンメンテナンスサービスが行われています。
そのお客様の中でご希望される方に対して、キッチン収納モニタリングを行っています。

これは、キッチンのどの扉にどのように何を入れられているのかの調査です。
調査しながら、収納の考え方、収納術などのアドバイスもさせていただいています。

冒頭の文章は、このお客様のお言葉。

捨てられない理由を聞いたことありますか?

と、奥様に聞いてみると、聞いたこと無いんですよね。
日本人に多いのは、
「モノを大切にしなさい!」
といわれて育ち、捨てるということに罪悪感をもっている人です。

色々なお客様のところで、一緒にモノの整理をさせていただきますが、
こんな会話をすることが多いです。

私 : これは使われていますか?
お客様 : 最近使ってないです。
私 : 今後使われますか?
お客様 : 使えるなら使いたいねんけど。。。
私 : では、いつ使いますか?
お客様 : う~ん。。。
私 : 何回使われましたか?
お客様 : え~っと、1回?
私 : どういうときに使いたいですか?
お客様 : う~ん、思いつかないなぁ。。。
私 : どうされますか?
お客様 : でも、もったいないでしょ?

そう!出てくるんです!
「もったいない!」
ってお言葉が。
結局、手放せない理由は、「もったいない!」
であることが多いのです。

日本人のマインドの中には、「もったいないことをしてはいけない!」
というものが染み付いています。
要するに罪悪感を感じているんですね。

でも、以外と「もったいない」の意味をご存じない方が多いんです。
知らないという方は、過去に「あなたのもったいないは間違っている!?」
で詳しく書いていますので、参考にされてくださいね。

結局は手放さない理由に明確な根拠は無いんです。
私とお客様の会話は、それをお客様に自分で気付いていただくためにしています。
これをご夫婦の間で出来れば、ご主人にも気付いてもらうことが出来るんですよね。

ちゃんとお話できるといいですね。

片付かない理由は物が多いだけではない!

ご主人が手放せない人だということですが、
収納スペースの中はかなりスッキリと、ゆとりをもって上手に使われていました。
仕切りを入れたり、かごや引出し、キャニスターにはラベリングもされている、
いわば、収納の中~上級者さんなんです。
でも、見えるところにもモノが出ている。

さきほどゆとりをもって、と書きましたが、ここが1つの曲者になるんです。
洗面所のタオルの収納にもお困りで、今回はキッチンでお伺いしていたのですが、
そこもご相談に乗ることに。

「収納が少なくて、タオルが入りきらなくて、溢れてしまってるんです。」
とのこと。
見せていただくと、確かに収納は多くないのですが、
扉を開けると、タオルの上に空間が。。。
しかし、洗濯機の上に収納できなくて困っているタオルの山が。。。

この収納できない原因は、棚板不足なんです。
タオルって、用途によって、使い分けている人が多いんですよね。
使い分けるということは、収納も、棚を分けるなどしたいわけです。
しかし、棚板が足りず、分けれなかったがために、外に出ている。
そういう状況なんです。

洗面台の収納というのは、メーカーさんによって、
収納の棚板の考え方が色々あり、
こちらのお宅では、想定された棚板の位置とその上下に1箇所ずつダボ穴がついているというタイプのもの。
ホームセンターでダボも売っているのですが、これでは棚板を付けたいところに付けられないんですよね。

棚板の増やし方

さて、どうするのか?

ホームセンターに棚板を持っていって、同じ奥行きサイズの板を探す。
それを、ホームセンターにお願いして、横幅を同じにカットしてもらいます。
さらに、必要な棚の高さを事前に図っておき、先程の板を奥行きそのままに、
必要高さの長さでカットしてもらいます。これを2枚。

この必要高さの長さの板を両サイドに這わせます。
その上に、もともとの棚板と同じサイズの板を載せます。
これで、新しい棚板の出来上がり♪

これをお話したら、奥様も目がきらきらになって
「早速やってみます!」と。
改善できる方向が見えたことで、心がスッキリして、前に進むことができるんですよね。

頑張ってみてくださいね。

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