収納の計画、自分では難しい!!

  個別収納相談会

今日は、ホームイン/株式会社下薗工務店さんにて個別収納相談会でした。
これは、先日のリフォーム祭の収納セミナーにお越しいただいた方への特典です。

ご相談に来られたのは、マンションにお住まいの笑顔のかわいい奥様。

今日は予定があるから参加できないとおっしゃっていたのですが、
どうしても相談したくて、予定をずらしてのお越しでした。

間取り図を見てわかること

間取り図を持ってきていただいて、
その図面にお持ちの家具などをヒアリングで記入しながら、
家の中の状況を確認します。

住空間収納プランナーは、間取り図を見てすぐに、
使いにくい、片付けにくい箇所がわかってしまいます。

『ここの奥行き少し深いので、使いにくいですね。』
『そうなんですよ!奥のものが見えないし!』

『ここのドアが干渉していて、ココのものは取り出しにくいですね。』
『そうなんです!だから、ココのクローゼットの扉はずしたんです!』

『このL型キッチン、電化製品を置く場所がなくて、大変ですね。』
『そうなんです!炊飯器が置けないので、ご飯もコンロで炊いてるんです!』

これらは、ほんの一部ですが、指摘するたびに、うなずいておられました。
そして、それらの場所を、たくさんの努力をして、使いにくい間取りと格闘されていました。

ライフスタイルの変化を見越してのご提案

お子様が男の子、女の子、女の子の3人で、
今は1つの部屋をプラ段などで仕切り工夫をしながら生活されています。
しかし、成長とともに、部屋を分ける必要が出てくることになります。

奥様は、ご夫婦の衣裳部屋となっている部屋を、
いずれ息子さんの部屋にすることを検討されていたのですが、
そうすると、そこに入っている荷物の行き場所がなくなってしまうんですね。
奥様は、『入るね~!』といって入ろうかと考えておられました。

そこで、ご提案したのが、廊下から入れるウォークインクローゼット。
部屋を間仕切っている壁の位置を変えることで、
ご夫婦のタンスなどをウォークインクローゼットにまとめることが出来るのです。
しかも、廊下から出入りできることで、スムーズに動くことが出来ます。

キッチンも、L型からI型に変更できるプランだったので、
I型にした場合、背面にキッチンボードを設置することが可能で、
レンジやオーブントースター、珈琲メーカーなどを置く位置を確保できることも
お伝えしました。

すると、前に住まれていた家がそのようなタイプで、ものすご使いやすかったけれど、
今の家に引っ越してきて、プランが違うので苦労していたとおっしゃいました。
そして、リフォームをすることで、その使いやすい形が手に入ることがわかり、
奥様の目はキラキラ!

数年後までを見越した収納診断書

しかし、リフォームというのはお金がかかるもの。
特に水周りのリフォームは金額がかさむものも多いです。

私たちがご提案しているのは、今すぐリフォームするのではなく、
まず、これからのライフスタイルの変化に合わせたプラン(計画)をたてること。
現時点でのプランでまず見積をして金額を把握する。
そして、お子様たちの年齢に合わせて、リフォームの時期も考えていく。
そうすることで、数年後のリフォームに向けて貯蓄が出来るんですね。

それらのプランを細かく記載したものが【収納診断書】です。

この奥様は、この収納診断書の重要性を感じておられました。
なぜなら、今のご自宅に入られる際に、リフォームをされていたらしいのですが、
工務店にリフォームしたい箇所を伝えても、
『まだ、きれいやからもったいないからやめとき!』
といわれ、ご自身にも強く伝える根拠が無く、
結局使いにくいままとなってしまい、後悔されていたんです。

今回、数年計画で進めていくために、収納診断書を希望されました。

内容がとても良かったので、この金額を受け取ってください!

今回は、収納相談だけなので、きっちりとした図面を作成しているわけではありません。
しかし、奥様は、先の見通しが立ったことが嬉しかったらしく、
今回の収納相談の金額の6倍の金額をお支払いになりました。

『これだけの内容を出していただいて、この金額では申し訳ない!
この金額を受け取ってください!』

と。
私たちは、かなり面食らいましたが、反面とても嬉しく思いました。
そこまで喜んでいただけるお仕事なんだと。

このように、私たちは、人生設計に伴った計画をお渡しすることが出来ます。
工務店さんに直接相談すると、その場しのぎのリフォームとなってしまうことも多々。
後悔しないリフォームにするためにも、一度ご相談くださいね。

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